東京からJR最南端西大山駅に鉄路だけで③

〜3日目〜

 

長崎入りして迎えた朝、ちゃんぽんを食べたくなったので長崎新地中華街へ向かう。

ところが、ほとんどのお店が11時オープンだった、、

仕方ないので、近くにあった軍艦島ミュージアムという所が気になったので行ってみる。

軍艦島自体は行ったこと無いのだが、何故かああいう遺産には惹かれるものがある。

なかなか見応えがあって息子も楽しんでいた。

自分が生まれる前の日本の良さというのも味わってみたいものだ。

やっと11時になったので、長崎で有名な江山楼というお店でちゃんぽんを食べに行くことにしたが、、、激混み(汗)

1時間くらい待ってようやく入れたが、息子がお腹空きすぎてグズっていた(笑)

食事を終えたら、今度は熊本へ向かう。

ルートはもちろん、新開業した西九州新幹線のかもめで武雄温泉まで行き、そこから特急リレーかもめに乗って鳥栖駅まで行く。

何故、西九州新幹線は博多まで繋がっていないのかというと、佐賀県がメリットや恩恵を預かれずにコストだけかかることを嫌ったためである。

乗り換えが発生することはデメリットではあるが、新幹線と在来線がホームで対面乗り換え出来る経験はそうそう無く、鉄道ファンとしては楽しめた。

そして鳥栖からはローカルでゆっくりと熊本を目指す。

長崎駅へ向かうと、偶然素敵な列車がお出迎え。

「ふたつ星4047」

これは西九州新幹線開業と同時にお目見えした観光列車である。

長崎本線の活性化も目的としているのであろう。

ふたつ星とは長崎県佐賀県を表し、4047は車両の型番であるキハ40形と47形からきている。

乗ってみたいが、もちろんチケットはほぼ満席だろうし予算的に、、、(笑)

その列車とも別れを告げて、新幹線かもめに乗り込む。

新型N700Sであるため、新車の匂いや車内の機能性や豪華さには驚くばかりだ。(昨日も乗ってるけど)

武雄温泉に着き、対面乗り換えした。反対に停まっていたのは往年の特急、元つばめに使われていた787系黒いかもめ。

この列車にはDXグリーンという珍しいグレードの座席があり、かなりリクライニングも出来てリラックスしながら楽しめる。

熊本に着いた後は速攻ホテルに行き、ゆっくり休んで明日早朝から鹿児島への移動に備えることにした。

熊本は何度も行ってるから、観光はほぼ無し、、(笑)

強いて言えば、熊本電鉄は乗り潰ししておきたかったけど(汗)

4日目へ続く。

 

 

 

東京からJR最南端西大山駅に鉄路だけで②

〜2日目〜

小倉で迎えた朝、北九州モノレールが見えてアレも乗り潰ししなきゃなと考えつつ

雨の中、鹿児島本線鳥栖行きローカルに乗った。

途中の基山で甘木鉄道に乗り換える。これも乗り潰しのためだ。

甘木からは西日本鉄道甘木駅に乗り換えて甘木線も乗り潰し出来るから一石二鳥だ。

そこから大牟田まで一直線!・・・なぜ長崎行くのに大牟田なのか?

実は大牟田から長崎県の島原までフェリーがある。

熊本からも出ているが、あちらはもう何回も乗ったし。

やはり色々なルートを体験しながら行くのは楽しい。

島原へ着くうちに天気も回復して普賢岳もよく見えたな。

島原の港から島原鉄道にのり諫早まで向かう。

諫早といえば、そう目的の一つである西九州新幹線のかもめに乗るのだ。

息子も食い入るように見つめ、いよいよこれで長崎入りだ。

やはり新幹線は早い。諫早からものの8分であっけなく長崎に着いてしまった。

特急かもめ時代は15分くらいではあるが、浦上にも停車するので便利ではあったと思う。

新幹線は確かに早いが、その分色々犠牲にしている部分も多いのだろう。

なんて想いを馳せながら生まれ変わった長崎駅を歩く。

絶賛工事中で、昔の地上ホームは既に撤去されていた。

昔は頭端式ホームだったので風情もあり味があって良かったのだが、、、。

そういえば、重機やトラックなどが忙しなく動いてるあたりの所を過去に撮った写真があったな。

※これは昔に長崎駅行った時の写真である。正面から列車も撮れて情緒溢れる風景だった。

色々と想いを馳せながら駅前のホテルでご就寝、、、。

3日目へ続く。

 

東京からJR最南端西大山駅に鉄路だけで①

〜1日目〜

会社の退職を前に有給消化で長期休暇中✨
普段から休みがある度に息子のリキと鉄道をメインに観光しながら日本の先々へ旅行する事があるが、、、

さて長期休暇の場合はどこに行こう、、、
4泊5日くらいで考えていたが、北海道もいい✨沖縄も✨
ってその前に石垣島も行ったじゃないか、、、汗
北海道はまだ寒いしな、、やはり暖かい南の方か、、

沢山悩みに悩んで、出した答えがこうだ。
鉄道で最南端と言えば沖縄モノレールの赤嶺駅💡
でもモノレールだしな、、鉄路なら鹿児島は指宿枕崎線西大山駅
昔、約6年前に終点の枕崎駅まで乗り潰しした時に通ったけどあの時は
途中下車もせず車内から眺めただけで降りなかった事を後悔したっけ。
うん、今度は息子を連れて西大山駅に行ってみよう。

2月9日の朝、早速9時半発ののぞみ21号博多行きに乗り込む。
やはり鉄路で行くなら飛行機や新幹線ではなくローカルで、と言いたいとこだが夜行列車も無い今、さすがに息子を連れて各駅停車で何日もかけて九州を目指すのは得策では無いだろう、、
ということでかろうじて鉄路である新幹線を選択することにした。

天気に恵まれ、小田原手前を走行中に富士山も見えて良かった。
住宅街と富士山のマッチングも面白い。電線が邪魔しているが。
息子は退屈していないだろうか、、と横に目をやる。

息子よ、完全にくつろいでるじゃないか、、
幸い、ぐずつくこともなくこだまへの乗り換えのため新山口駅まで行けたが、少し心配になってしまった。
さて、脇目もふらず西大山駅を目指すのも芸がないかと思い、とある目的地へ行く為、新山口駅から新下関まで700系こだまに乗る。
ひかりレールスターとしての栄光も今や昔。

新下関駅を降りたら、今度はバスであるところへ。
息子はバスも好きなのか乗った瞬間からテンションが高い。

着いたところは下関水族館の海響館
ここでお魚さんやイルカさんと戯れる。
関門海峡や大橋が見えて景色も雄大だ。
九州へ訪れる際にこういう場所へ立ち寄るのも旅行の醍醐味だろう。
そしてまたバスに揺られ今度は下関駅へ。


小倉周辺で宿泊のため、下関駅から門司経由の小倉行きローカルに乗り込む。
関門トンネルを潜って九州へ上陸するのは何度通っても感動する。

小倉駅に着いたのは良いが、肝心のホテルが見当たらない、、、
泊まるところは別館で予約してしまったらしい。
そのホテルは本館と別館があるようだが、駅前には本館しかない。
チェックインしようとするも、
「ここは本館なので別館へはタクシーでの移動になります。」
別館行くのにタクシー?そんなに遠いのか、、、
普通、別館ていうのは建物が隣同士とかそういうものではないのか?
色々な疑問はあったが、とりあえずタクシーにて別館へ向かった。
まあ中は綺麗だし、良しとしよう。
まあ、また駅までタクシー乗るのは致し方ない。
旅行支援なるクーポンをもらえたので、近くの良さそうなお店を探した。
やはり九州の食べ物は美味いな。

ホテル戻って息子を速攻シャワー入れて明日の長崎移動に備え就寝、、
(西大山行くのに長崎?という疑問はあるだろうが、やはり九州来たからには新しく開通したアレに乗らないとね。)

2日目に続く。